自然の不思議で美しい法則、フィボナッチ数列に魅せられた

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みなさんこんにちわ。

世の中にはまだ証明されていない事がたくさんあります。

今日は、その中でもイチハチが好きなものの一つである「フィボナッチ数列」をご紹介していきたいと思います。

もともと、株トレードのテクニカル分析というものに、フィボナッチというものがあります。

それはある一定の数値に株価などが当たると、相場が反転したり、または、それを超えると、株価が一気に急上昇するというような予測ツールの一つです。

株トレードも勉強しているイチハチなので、フィボナッチ分析を詳しく知るべくそれについて調べていたところ、フィボナッチ数列を解説する動画のページへたどり着いたわけであります。なにげに視聴したところ、想像以上にフィボナッチというものが不思議な数列だったことがわかったのと、株という枠を大きく超え、宇宙にまで通ずる法則だったことに驚きました。

この驚きをみなさんにも共有したいと思い、動画を参考にしながらこの記事を作りましたので最後まで読んでいただけると幸いです。

それでは、フィボナッチ数列についてご紹介していきます。

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フィボナッチの法則

1202年、レオナルド・フィボナッチというイタリアの数学者がある数列の法則を発見したことから「フィボナッチ数列」と名付けられました。

次の数字の並びを見て下さい。

1、 1、 2、 3、 5、 8、 13、21、34、55、89、144、233・・・

このように、数字が繰り返され大きくなっていく数列をフィボナッチ数列といいます。
この数列には特徴があり、ある数字と次に続く数字を見てみると、ある法則に気づきます。

5 + 8 = 13
8 + 13 = 21
13+ 21 = 34
21 + 34 = 55

このように、どの数もその前の2つを足し合わせたものになっているのです。

これがフィボナッチ数列といいます。

植物にフィボナッチ数列が当てはまる

松ぼっくり、サボテンのトゲ、ひまわりのたね、これらに共通する項目があります。

一見何にが共通するのか検討も付きませんが、実はこれらにもフィボナッチ数列が当てはまるのです。

松ぼっくりには鱗があり、サボテンにはトゲ、ひまわりは種があります。

これらの模様を見てみると全て螺旋状に模様がはいっており、その模様の数がフィボナッチ数列に当てはまるのです。

松ぼっくり
(右回りに13列。左回りに8列)

サボテンのトゲ
(右回り 13列。左周り 21列)

ひまわりのたね
(右回り 21列。左回り 34列)

 

一見、これたの数字に法則は内容にみえますが、が、他にもこうした自然界の数を拾い出すと下記の数字に当てはまったというのです。

8 – 13 – 21 – 34 – – – 

そして、この数列にはフィボナッチと同様の法則があり

5 + 8 = 13

8 + 13 = 21

13+ 21 = 34

21 + 34 = 55

同じように、どの数もその前の2つを足し合わせたものになっているのです。

これが自然界の中で偶然なのか必然なのか、様々なところでフィボナッチ数列が見られるのです。

花びらの数にフィボナッチ数列が当てはまります

日々草 5

クレマチス 8

マーガレット 21枚 

さらには、樹木にも同じフィボナッチ数列が当てはまります。

樫の木の葉を参考にしておりまして、

5枚の葉っぱがちょうど重なり合うこと無く太陽の日が当たるように設計されているかのように 螺旋状に葉っぱが生えているというのです。

ちょうど2週したときに0枚目の葉っぱと重なるようなのですが、これを歯の数と回転数の比で表すと 5分の2になります。

他の植物でも同じように調べてみると

2分の1 3分の1 5分の2・・・

全てフィボナッチ数列に当てはまることが分かります。

そのフィボナッチ数列はまだ解明されているわけではなく、植物自身が自然界の中で生き続けるために適した形態になった、それがフィボナッチ数列だと言われているようです。

黄金長方形もフィボナッチ数列に関係している

フィボナッチ数列を掘り下げていくと、黄金比とも関連性が出てくることが分かります。

黄金比とは、11.6の割合で出来ており、ギリシャのパルテノン神殿が黄金比の比率で作られたことで有名です。

黄金比は地球上で最も調和の取れた美しい比率と言われています。

 

この黄金長方形はの内部は下記のように全て正方形で分割することができます。

全ての一辺の長さを求めてみると 

1  2 → 5 → 8 → 13  21 ・・・

このように現れた数字はまたしてもフィボナッチ数列です。 黄金比から現れた数値がフィボナッチ数列に当てはまるということです。

自然界でも、台風、さらには宇宙の銀河までもがフィボナッチ数列に当てはまり、松ぼっくりから宇宙の銀河まで、どこまでもフィボナッチ数列は無視できないというとてつもなく不思議で壮大な数列なことが分かります。

黄金比を取り入れて設計されたAppleのロゴ、Googleのロゴ、Twitterのロゴを見てみても、ずっと見ても飽きない落ち着きさえ感じられる不思議なパワーが感じられます。

参考:【黄金比にフィボナッチ数列、三分割法…】デザインに役立つ数学の知識を簡単解説!

 

まとめ

私はWEBデザインもおこなうので、黄金比率については知っていたのですが、まさか株トレードの勉強中に黄金比とつながるとは思ってもいませんでした。

また、いまだ解明されていない不思議な数列が株トレードのチャート分析に使われるようになったのには、理由は分からずとも、自然界につながる何か力があって無意識に意識されている数字なんだなと、なんとなく理解できる気もしました。

それにしても、800年以上も前にこの数列を発見した数学者のフィボナッチさんはすごい洞察力の持ち主ですね。

    

 

それと、こちらが参考にさせていただいたYoutubeの動画になります。

フィボナッチ数列

それでは。

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